第二報道部オフサイド日記

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健闘を讃える

                                         全国高校ラグビー、 秋田県ラグビーフアンの声援を受けての秋田工業1回戦。
相手は兵庫報徳学園
先制トライは秋田工業。前半10分、左ウイング1年生の三浦がセンター清野のパスを受け、回りこんで中央にトライ。ゴール成功し、7対0とリード。しかし、徐々に力の差が出はじめてくる。バックスの展開は秋田県のチームでは見られない報徳学園のプレー。余裕さえうかがえる。
中盤から徐々に点差が開かれていく。最後はロスタイムに入り、秋工センター清野がゴールポスト下に意地のトライだ。
秋田工業は何度も素晴らしい突進を見せるが、報徳にことごとく止めれれる。その反面、報徳のバックスの展開に秋田工業のディフェンスが破られる。
秋田工業が秋田を出発する時に秋田県ラグビー協会強化委員長である内藤徳男ノースアジア大学監督が秋工選手に言った「ディフェンスをしっかりと、接点を負けるな!」の言葉通りになった。
17対44で敗れたが今日の花園での秋田工業は、今までとは一まわりも二まわりも大きく感じた。
戦前、私は6:4、いや7:3で報徳有利と見ていた。それゆえに前半の秋工の健闘が光る。


試合中、多くのラグビー仲間達から試合経過の問い合わせの携帯電話が入る。そのたびに辛い報告をしなければならなかった。
秋田工業は、花園で正月を越す事無く、12月30日には帰郷する。