楢山公園 - 第二報道部オフサイド日記

秋田市の楢山地区の住宅街に「楢山公園」がある。
ここは、かつての僕の出身の秋田南中学校があった所で校門がそのまま残っている。その校門には「秋田市立秋田南中学校」の代わりに「楢山公園」の名が取り付けられている。
南中学校に在学中、１学年１クラス５０人で１８クラスまであり、県内では山王中学校などとともに「マンモス校」だった。
学力、スポーツにおいても県内トップで、全国、いや世界に著名人を輩出している。
その秋田南中学校跡地の「楢山公園」に卒業後、４５年目で初めて足を踏み入れた。
この地は時々通っているが、解体移転後、公園になってから初めて足を踏み入れたのだ。解体・移転後、何年経ったろう。
公園内に入って初めて知った。この地は「秋田商業高校」の発祥の地でもあった。さらに秋田の偉人「栗田定之丞」の生誕の地である事も知った。
園内には、秋田南中学校としては歴史に残る合唱部の「三浦修二先生」の胸像や、卒業生たちが記念に残した記念像などがあり、卒業生として有難さを感じた。当時の中庭だったところは、今はきれいな広場になっており、近所の老人達が「ゲートボール」を楽しんでいた。１５クラスが入った「円形校舎」の当時が懐かしい。
現在、南中学校卒業生で各卒業年度の同期会、同級会は、それぞれの幹事が頑張って開かれているようだが、毎年の同窓会開催に更なる拡大を期待したい。