第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

目の当たりの感動

三重県の方から私のブログを見ていただき工藤進英先生へのコメントを投稿していただきました。(前述の「感動のコメント」)
この投稿されたコメントは私の高校の同期でもある哲兄いの「ノーサイドの日記」にも紹介されました。

工藤先生は今日、秋田のクリニックに来られていたのでコメント投稿をプリントアウトして今日早速、工藤先生にお見せしました。工藤先生は医局で静かに読まれました。
その後、再び検査室へ入り検査の合間に医局へ戻られてから私に「このブログと同じく喜んでいる患者さんがいるよ」と、言われた。 私は最初、私の知り合いが大腸内視鏡検査に来ているのかと思い、待合室に行ったが、それらしい人は見つからない。
工藤先生は「リカバリーソファー(検査後の安静するソファー)」で横になっている一人の80歳前後の女性の患者さんの脇に立ち、「もう大丈夫ですよ」 と、やさしい声をかけられた。おそらく、この患者さんは内視鏡で大腸の腫瘍を摘出してもらい「命拾い」したようだ。私はドクターで無いので「カルテ」は見ることは出来ないが、その様子から見てそう感じた。
その患者さんは、目に涙をいっぱい浮かべ、手を合わせ何度も何度も工藤先生に頭を下げて感謝をしている姿に、私は胸がジーンとなった。工藤先生は、その患者さんが自分の母親の様に見えたのかもしれない。
その後、工藤先生はクリニックのスタッフを集め、三重県の方から私へのブログへの投稿内容を私から読み聞かせる様に話され、私はスタッフの前で読み上げた。
工藤先生は「この様な患者さんや、ご家族の声が我々医師や看護師の励みにもなり、頑張るパワーがわいて生きがいを感じる」 と、話された。
その後、私は工藤先生と夕食を共にさせて頂き、先生は最終便の飛行機で東京へと向かった。
工藤先生は今、秋田県を「医療立県」として、がんセンター設立に意欲を燃やしている。
明日の午後には、先生の弟さんの娘で、秋田キャッスルホテル内のクリニックの院長である工藤由比先生の結婚式が東京目黒で行われ、出席される。