私はビールは飲まないが、ビールまがいの「ノンアルコールビール」を飲む。ビールの専門家、サッポロビール博物館の芸術員・森さんの缶ビールのおいしい飲み方5か条をご紹介したい。
※基本的に缶ビールもグラスで飲む!
第1条「グラスの選び方」
ビールをよりおいしくするグラスの黄金比は口径と高さの比が1:2。ロックグラスのような背の低いものでは泡が立ちにくく、高すぎると泡が立ち過ぎてしまう。
第2条「グラスの洗い方」
油汚れを落としたスポンジで洗うと、油がグラスに残ってしまう事があり、これが泡が早く消える原因になることも。そのため、グラス専用のスポンジを用意するのがベスト。又、布巾などで拭かずによくすすいで逆さに伏せて自然乾燥すれば、手の脂も付いていないピカピカグラスが出来上がる。
第3条「冷やし方」
ビールの飲み頃の温度は6〜8℃。よくグラスを冷凍庫に冷やす人がいるが、反対に冷やし過ぎは味がにごったり、味がわかりにくくなる。缶ビールもグラスも「冷蔵庫」で冷やすのがオススメ!
第4条「注ぎ方」
注ぎ方の極意は《3度注ぎ》。はじめは勢いよく注いで泡がたったら一旦泡が落ち着くまで待つ。次ぎに泡を持ち上げるようにゆ〜っくり注ぐ。そして最後にこんもりした泡を作って完成。コレで「理想的なビールの泡の比率 7:3」の《黄金比ビール》の完成だ!
第5条「飲み方」
「ビールは威張って飲んでください」日本酒のようにグラスを《迎えに行く》と、のどが絞まってしまい、いい喉越しはうまれない。背筋を伸ばし、脇を占めて飲むのがおいしい。加えてこの姿勢で飲むと、ビールのガスが適度に抜けてお腹が張りにくくなるという、うれしい効果もある。
<缶のままで飲むとガス圧も高く、泡が無い状態で飲むことになる>
(いかがでしたか? 私はビールの冷やし方は、なんていっても氷水のアイスボックスで冷やしたのが一番美味しいビールだと思っている)