私は今、テレビ番組では「サスペンス」が大好きだ。BSテレビなどで再放送している。その中でも「火災捜査官シリーズ」、高橋英樹の「船長シリーズ」、いかりや長介の「弁護士シリーズ」などが特に好きだ。
子供の頃、実家が映画館街の近くだったので毎週父に映画に連れて行ってもらった。東映が多かった。私の中学の同級生で古書店を営んでいる男がいる。彼も昔の映画が好きで、店には古い映画のポスターなども販売している。
そんな彼が店の壁に名画「十戎」のポスターの絵を書いた。彼の夢だったらしい。
私の好きだった映画をご紹介したい。
洋画ではチャールスへストン主演の「十戎」「ベンハー」の超大作。邦画では東映の「警視庁物語シリーズ」、三船敏郎主演「天国と地獄」、日活の「帝銀事件」大映の「陸軍中野学校シリーズ」、三国連太郎の「飢餓海峡」,東宝の夏木陽介主演、高校ラガー映画「これが青春だ」、大映 田宮二郎主演「白い巨塔」、高倉健など出演の「八甲田山」、松本清張のシリーズ、特に「砂の器」、そのほか「誘拐報道」、「お葬式」も印象に残る。
時代劇では何と言っても「忠臣蔵・赤穂浪士」だ。その他、東映の「旗本退屈男シリーズ」にもはまった。
小学校時代、授業中に「映画教室」というものがあった。校内の体育館で上映するものと、映画館が学校の近くだったので、映画館へ出向いて鑑賞したのだ。その当時で思い出深い作品に「つづりかた教室」というのがあった。見ていた担任の女先生が涙をふいていた記憶がある。
秋田市には当時、映画館がいっぱいあった。有楽町には大映、松竹、東宝、中通地区には国際劇場、東映、新東宝、駅前には洋画の読売ホール、準封切りのテアトル秋田、寺町近くにはピカデリーという洋画館があった。
いずれの懐かしい映画もCS放送(ケーブルTVなど)でも放送され、ビデオやDVDに録画している作品も多い。
最近は、何年ぶりかの映画館での「おくりびと」だ。
地元秋田ロケでの懐かしい映画もある。フランキー堺 主演の旅行シリーズの一つ「逆転旅行」と言う映画だ。当時の秋田市長は川口大助氏(故人)、男鹿の寒風山、十和田湖、秋田駅前、秋田市の川反、竿燈なども紹介された。ビデオ化もされていた。
もう一つの秋田ロケでビデオ化されていない大映映画で高田美和主演の「17歳は一度だけ」と言う映画があった。昭和39年ごろの作品だ。学園もので秋田工業高校の現在の建て替えする前の校舎がロケに使用され、生徒の学生服は経済大付属高校の当時の濃紺の制服が使用された。(インターネットで「高田美和17歳は一度だけ」と検索すれば、ほんの少し概要がでている)
テレビでラグビーも見るが、昔の映画も大好きだ。