全国のラグビー界では知らない監督がいないと言っても過言でないほどの男鹿工業高校ラグビー部の内藤元監督。
定年退職後は、明桜高校(旧経済大付属高)、ノースアジア大の監督、現在は秋田ノーザンブレッツのちびっこラグビーのアカデミーの校長として週2回の練習に顔を出す。
男鹿工業高校監督時代は4回、花園出場を果たした。
そのほか、決勝戦・準決勝の花園予選で抽選負けで花園出場を逸した年も多くある。
常に「打倒秋工!」に燃えながら、秋工ラグビーのフアンでもある。
最近は、男鹿工業の教え子の子供が秋田工業に進学することが多くなり、複雑な気持ちもあるが、その子供たちをも応援している。
常に打倒秋工を男鹿工業部員に叩き込んできた内藤監督。
「いつも秋工に踏み台にされて悔しくないのか!」が口癖だった。
そんなライバル同士であったが、先ごろ長年秋工でコーチ、監督、そして校長として定年になった秋工ラグビー部の黒沢元監督に贐(はなむけ)として贈ったメッセージがある。