昨日の午後は、１２月１２日〜１月２６日まで秋田市中通のにぎわい交流館Ａｕ（あう）で公演されている３日目の「わらび座のミュージカル 北前ザンブリコ」に行った。
北前船寄港地 あきた日本遺産認定記念事業として公演されたもので、北前船が秋田市の土崎港を目指し、様々な人間模様も描かれる。
全国公演でもあり、山形、宮城、岡山、静岡、新潟などでも公演。
公演後は、トークショーも行われ、土崎には北前船が当時、８隻しかないのにもかかわらず、他からの北前船の寄港は年間６００隻もあったとのことで、当時の土崎港から久保田の城下町に荷役を運んだ船着き場の跡が現在も国道沿いに残っているとのこと。
毎年７月２０日〜２１日に土崎で行われる土崎港曳山まつりの曳山は、船頭たちの「みこし」が発祥とされる。
また寄港した船乗りの墓も土崎の各寺院にある話など、興味深いトークショーでもあった。
北前船の寄港により、土崎には越後谷、越中谷、播磨谷、加賀谷などの全国の地名からの名字が多いのかもしれない。
土崎の歴史の流れは土崎に今年３月に完成した土崎みなと歴史伝承館のコーナーに設けられている。
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