第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

寒暖差アレルギー

全国的にこの冬は春が来たように暖かくなったと思えば、急激に真冬になったりして温度差が激しい。秋田市は、2月末の2〜3日前から雪は少ないながら、寒さが身にしみる。今年の秋田市の冬は大雪も吹雪の天気も殆ど無かったが寒い。
世には、様々なアレルギーがある。
花粉アレルギー、そばアレルギー、牛乳アレルギーなど。
そのほかに人間アレルギー。あの人を見たり、声を聞いただけで嫌だ!とか。
人間アレルギーは、うつ病にもつながる。このアレルギーは普通のアレルギーと区別が必要。

最近、聞き慣れないアレルギーがクローズアップされてきた。
もし、花粉症でも鼻炎でもないのに、咳やくしゃみ、特に鼻水が出るようなら、「寒暖差アレルギー」の可能性があるので注意とか。気温の変化が激しいこの時期、大きな温度差による刺激が鼻の奥を刺激して血管の太さを変え、鼻づまりや鼻水などアレルギー性鼻炎のような症状をおこしてしまうようだ。

例えば、暖かい家の中から、外に出て散歩したりすると、鼻水が出たりする。
寒暖差アレルギーをおこしてしまうのは、温度にあわせて身体を調節して適応させている自立神経の乱れが原因とのこと。

自立神経は大きな温度差になると、身体が自分では上手に適応できなくなってしまうという。
アレルギーと名前がついているが、医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれ、アレルゲン(アレルギーをおこす原因物質)が見つからないものを、寒暖差アレルギーというのだそうだ。
寒暖差アレルギーの症状としては、鼻づまり、鼻水、食欲不振、睡眠トラブル、疲れやすい、イライラする、など自律神経の乱れから、鼻のみではなく、全身による症状が現れる。時には喉が痛くなり、へんとう腺炎に似た症状も出る場合もあるとのこと。

風邪や花粉症と寒暖差アレルギーの違い
同じような症状があるため区別がつきにくいが、花粉症か、風邪か、寒暖差によるものかの目安としては、以下のポイントがある。
1.目に炎症があるか?
充血していれば、花粉症。充血がなければ、寒暖差アレルギーの可能性あり。
2.鼻水の色はどうか?
黄色だったら、花粉症や風邪。透明だったら、寒暖差アレルギーの可能性あり。
3.熱はあるか?
発熱しているようなら、風邪など病気。寒暖差アレルギーでは発熱はない。

寒暖差アレルギーの予防
寒暖差アレルギーは、アレルギーでも風邪でもないので、薬で治すことはできません。以下の事に気を付けて、自立神経のバランスを整え、温度差のない生活をするように気を付けよう。

・寒暖の差を感じたら、こまめに着たり脱いだりして、極端な温度変化
 を身体に与えない
・マフラーや手袋、厚手のタイツや靴下などを着用して、冷たい外気に
 触れる部位を減らす
・汗をかいた後は、すぐに着替えて、体温を奪われないようにする
・マスクをして、鼻の粘膜を暖めつつ、潤す
・自立神経を調節するために、ぬるめのお風呂に入り、リラックスを心
 がける
・にんにくやしょうが、スパイスを使った食事をして、血行を良くする

私は対症療法としてメンタムを鼻の頭に塗っている。
また、石油ファンヒーターも気をつけないと、空気が乾燥して鼻が乾くので注意が必要。