母校、秋田工業高校の後輩たちの吹奏楽部第54回定期演奏会が昨日8月23日、秋田県民会館で行われた。
私が高校1年の時は第10回の定期演奏会だったので、あれから44年経った。
時代は変わった。(当然だ・・・・)
我々の頃は演奏会の幕開きは必ず各校とも校歌の演奏で幕が開いて行ったが今は違う。
ステージは暗くして幕は開いており、演奏者がステージに入ってくる。
オーケストラ並の開幕だ。
演奏会の選曲も時代とともに変わった。
我々の時代は吹奏楽と言えば、通称「ブラバン」、いわゆる「ブラスバンド」であり、ブラスバンド部とも言われた。
演奏曲目もマーチ(行進曲)が多かった。
観客も親御さんの姿も多く、会場では部員と同じTシャツ姿。
時代は変わった。
入場者数も違う。我々高校時代の演奏会は2千人収容の秋田県民会館はいつも満席で、特に女子高生が多く、前列は華やかだった。(あのころの女子学生は、今は60代後半)
入場券は部員だけで売り歩き、プログラムの広告も部員が頼んでまわった。
最近の学校関係の演奏会では県民会館を満席にするのは至難の業。
しかし、演奏者と観客の一体感は今も同じ。
マーチングは全国大会出場を目指して11月の東北大会へ県代表として出場する。