第二報道部オフサイド日記

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涙の笑いこけた30分

涙は何も悲しい、悔しい時だけに出るものではない。
笑いこける時にも出る。
どちらかと言えば、最近は年齢のせいか涙もろくなっていたが、13日の夜は違った。
秋田市の県民会館で「桂 三枝」の「六代目 桂 文枝」 襲名披露公演があり、落語を堪能してきた。
AAB秋田朝日放送開局20種年記念事業の一環として公演されたもの。
会場にはシニア層に交じって若い女性も結構いた。
「桂 三枝」 改め「桂 文枝」はじめ、三遊亭円楽ぼんちおさむ等が出演。
話のネタには秋田に関するものも取り入れられていた。
なんと言っても桂 文枝の、およそ30分間に渡る落語には終始笑いコケ、笑いの涙が30分間出っ放しであった。
こんなに笑いで涙が出たことは無い。
朝日放送系で毎週放送されている長寿番組の「新婚さん いらっしゃ〜い」をよく見るが、あの番組の桂 文枝の笑い以上のものであった。
桂 文枝はコメディアンではない。立派な落語家だったことを忘れていた。
若い人には落語家だということを知らない人もいたかもしれない。
久しぶりに笑いこけた一夜であった。