第二報道部オフサイド日記

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全県高校総体ラグビー 

全県高校総体ラグビーの最終日は6月5日、3位決定戦、決勝戦が気温が27度を超え、7月中旬並みの暑さの中、秋田市八橋球技場で行われた。
平日にもかかわらず、多数の応援、観戦者。
スタンドに陣取ったある観戦者は、決勝戦の秋田工業高対秋田中央高戦は70対20位で秋田工業高が勝つだろうと、予測した。
勝戦は、彼の予想から秋田中央高校の無得点は予想出来なかった様だ。
優勝した秋田工高は、もっと球出しを素早くし、モールからの攻撃をボールを動かす事が必要だと評したラグビー関係者も。
これから全国の壁に再度向かって行くには、もっともっとワイドなプレーが要求される。



<決勝戦の秋田工業高対秋田中央高は両校とも全校応援>

          
秋田工業高対秋田中央高校戦、激しいプレーが展開された。
        
勝戦 秋田工業高 69−0 秋田中央高 (前半22−0・後半47−0)

秋田工業高は2年ぶり39回目の優勝
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勝戦に先立って行われた3位決定戦
男鹿工業高対金足農業
シーソーゲームで、男鹿工業にとっては、なかなか逃げ切りに入れなかった。
イーブンボールの獲得と、タックルの甘さが苦戦の原因。
金足農業高の徹底したオープン攻撃に対し、男鹿工業高はフォワード勝負と対照的。
金足農業高の展開に苦戦する男鹿工業高にOBはじめ関係者にはイライラ感がつのった。

最後は男鹿工業高が、かろうじて金足農業高の攻撃を抑えたゲーム。
  男鹿工業36−33金足農業 (前半15−12・後半21−21)

苦戦の男鹿工業高、課題が多い。試合終了間際の失点が今のチーム力を物語ったかの様に。
今後、徹底した体力、筋力の強化と、ボールへの執着が必要。

優勝の秋田工業、準優勝の秋田中央高は東北大会1部に出場、3位の男鹿工業高は2部に出場。
3チームとも課題修正し、1部、2部とも秋田県勢の優勝を勝ち取らなければならない。



たまたま昨夜、TBSテレビで「教科書にのせたい! ▽涙の教育論 スパルタ&自主性」 が放送された。 福岡県の東福岡高と筑紫高のラグビー部と両校監督の人生と指導方針である。
昨年度の福岡県の花園予選決勝は2点差で谷崎監督率いる東福岡高が優勝。
筑紫高校とは、よきライバルチームである。
東福岡高の谷崎監督は部員の自主性を重んじ、時には部員の気迫の意気込みに圧倒される。     一方、筑紫高の西村監督は徹底して部員の甘えを排除し、強制・スパルタ式の方式であった。
最後に、筑紫高の西村監督は「強制・スパルタ式は簡単だが、自主性はとても難しい」と、東福岡高の谷崎監督に敬服していた。