第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

身の回り

秋田市は昨夜遅くから降り始めた雪で、再び雪化粧。3月の終わりだと言うのに今年は春の訪れが遅い。


秋田でも太平洋側の余震のほかに、秋田内陸部や秋田沖でも連日微震が発生している。

昨日、秋田のノースアジア大学ラグビー部の佐々木選手(宮古高出身)が震災2週間目で宮古の家族と無事との連絡が取れた。
父の会社は壊滅したが、彼の家は無事で、家を失った近所の人たちが彼の実家で避難生活しているという。
テレビでの被災者からは必要な物として、ガソリンとの声が多い。
又食料は「おにぎり」さえあればよいとの声も聞かれた。
ラグビー部員達は、それぞれ義援金を出し合って男鹿の農家の部員の家から米を100キロ譲ってもらい送ることにした。私も手持ちの10キロであるが一口仲間に入れてもらった。
又昨夜、仙台に営業所があり秋田に住んでいる友人から「ガソリンの携行缶」が無いかと聞かれた。私は持っておらず、まして今はどこの店も品切れだ。
色々考えた末、秋田の「竿燈まつり」の際にガソリンの発電機を使うので、もしかしてと思い竿燈の仲間と、先日の私の誕生会に誘ってくれた男鹿の農家の人にも携行缶があったら貸して欲しいと頼んでみた。いずれも携行缶を持っており、快く貸してくれる事になった。早速借りに行った。ここ数日前から秋田はガソリンの供給が良くなって来ている。
その友人は、携行缶にガソリンを積み込んで秋田から被災した仙台の同僚に持って行くと言う。
せっかく仙台に行くんだったら私も一緒に連れて行ってもらいたかったが、4月からの新しい仕事の準備の為行けない。私は2つの借りた携行缶に少額であるが義援金代わりとしてガソリンを満タンにして友人へ託した。