第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

日照

昨日は何日ぶりかの晴天。秋田市の日中の最高気温が氷点下を脱出してプラス3.4℃

<昨日の秋田市竿燈大通り>

幹線道路は久しぶりに乾燥。スリップの心配の無い日であった。

<久しぶりの晴れ間・昨日の秋田市役所前>

暖気だと言って安心できない。
秋田県内では昨日の暖気で雪おろし中、屋根から滑り落ちて4名の死傷者が出たりした。
今冬の秋田県での雪おろしでの死者は16名、中には家の脇の水路に落下して水死した犠牲者もいるし骨折などの負傷者は約90名だ。
こんな中、県北部の三種町に東京から大学生の強力助っ人がきた。中央大学準硬式野球部員27名が高齢者の一人暮らしの世帯の除雪ボランティアにやってきた。夏合宿の恩返しだという。中には秋田商業高校野球部OBら3人の雪国出身者もいるが残り24名は近畿、九州、沖縄出身者等で除雪は初体験だという。
タイガーマスク軍団の来県だ。ニュースを見ていると腰の曲がった老人が一人で家の除雪をしている姿が痛々しい。
お金を払って業者に屋根の雪下ろしを頼んでいるところも多い。

道路のあちこちには荷台に雪をいっぱいに積み,「雪すて場」へ向かうトラックも多い。


<軽トラックにも雪を満載して「雪捨て場」に向かう>

つくづく感じる。この雪を融かして水にしたら、どれくらいの量だろう。
きっと何十分の一の量だろう。
いずれ融けるのだが、放置していくわけには行かない。
「雪寄せ」には除雪と排雪がある。排雪する場所が無いところは、「雪捨て場」に運んでいかなければならない。
この「雪捨て場」、雪が融けると何故かゴミの山が出来る。
雪しか捨てに来ないはずだが、雪にはゴミが相当混じっている。
このゴミ処理にまた経費がかかる。
雪では、なんと金がかかることだろう。


住宅街の春の道は、まだまだだ