昨日、工藤進英教授が「医療立県構想」の講演会が行われ、時同じくして秋田県では「がん対策班(仮称)」の新設の方針を固めたと発表した。
12年連続「全国ワースト1」のがん死亡率の汚名返上をするため、来年度「健康福祉部」に新設する。
予防と治療を連携させながら、対策を横断的に推進するという。
来年度は、がん予防のモデル事業として、検診率の受診率が50%に満たない市町村を対象に、未受診者個人に対し、受診の働きかけを行う事を検討。現在の秋田県のがん検診率は20〜30%前後だ。
現在、秋田では東成瀬村が検診率が最も高い様だ。
検診率の高さの要因は、ただ一般的に広報するのでは無く、個別に検診を促進した結果とみられる。
がんの予防は、食事、運動、禁煙もそうだが、定期的な「早期検診」が最大の予防策と僕は思う。
<100倍ズームの大腸内視鏡カメラ。全長1.6m・直径約1.5cm。工藤胃腸内科クリニック提供>