第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

健康編② 検診でがん発見17%・秋田は22%

全国拠点病院32万人調査
都道府県別7〜24%と差」
全国のがん診療拠点を2007年に初めて受診した32万人のがん患者のうち、がん発見のきっかけが検診や健康診断、人間ドックだった人は計17%で、都道府県別では7〜24%と差があることが国立がんセンター対策情報センターの分析で昨日わかった。
東北の結果は岩手・秋田が22%と全国平均を上回る。宮城は20%、山形19%、青森・福島が全国平均と同じ17%。
患者は60代後半から70代がピーク。部位別では男性が胃(17%)を筆頭に大腸、気管・肺、前立腺、肝臓。女性は乳腺(22%)、大腸,子宮、胃、気管・肺、の順に多かった。
がんが見つかったのは、がん検診が9%、検診・人間ドックが8%。
ほかの病気の経過観察中が21%で、62%は、その他不明で大半は何らかの理由で自ら受診した人ではないかという。
東京の拠点病院は患者の39%が東京以外の人。ほかに5府県で、他の都道府県の患者が10%を超えた。
一方、茨城、埼玉、神奈川、宮崎の各県では、住民の30%以上が他の都道府県の拠点病院を受診していた。
<平成21年11月14日・河北新報より>