第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

高校ラグビーの魅力


秋田市八橋球技場>(私には八橋ラグビー場という響きの方が好きだ)
 

ある人が言っていた。
先日の八橋球技場の高校ラグビー花園県予選準決勝、「何であんなに観客が入るんだろう?」と。
父兄応援団やOBだけではない。
私は、秋田には根強い「高校ラグビーフアン」が多いからだと思う。
同じラグビーでも、東日本大会出場をかけた中学の決勝戦や、秋田ノーザンブレッツイーストリーグの試合でも、あんなに観客は入らない。
高校ラグビーとなれば、中央地区の新人戦でも八橋球技場のメインスタンドは埋まるのである。
そういう私も「ラグキチ」であるが、ラグビーであれば何でも「はまる」訳では無い。高校ラグビーが大好きなのだ。
高校の大会となれば、いわゆる「後期高齢者」といわれる高齢者のラグビーフアンが2〜3人の組で何組も観戦に来て、いろいろとスタンドで評論しているのが聞こえてくる。結構、いろんな情報を知っているのだ。
「ごひいき」のチームも持っている。一歩間違って、「ごひいき」と反対の応援者の隣に座ると、とんでもない険悪ムードになってしまう。
この人たちは、いったい「何者」なんだろう? と思うことがある。高校ラグビー観戦が「唯一の楽しみ」に見えるのだ。秋田高校のことも、秋田工業のことも、男鹿工業のことも知っている。でもラグビー関係者には見えない。無論、「OBリビング」のホームぺージや、私や「ノーサイドの日記」などのブログなど見ているはずが無い。
昔からの秋田の高校ラグビーフアンなのだ。(私も将来、あんなふうになるのだろうか?)

早稲田大学には「伏見族」という方達がいる。根っからの早稲田ラグビーフアンだ。選手の情報は全て知っているという。そして早稲田大学の遠征先に追っかけするほどの熱の入れようだ。
秋田の根強い高校ラグビーフアン達がラグビー王国復活を祈っている。