第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

今日の秋工グランド


<熱心に盛岡工業を応援する盛岡工業 父母の会>
<秋田工業と盛岡工業の練習試合>



今日の秋田工業高校グランドには小笠原監督(盛岡工ー法政大)率いる盛岡工業が遠征にやってきた。
当初はお互いに花園県予選前での怪我人を出さない為にアタックとディフェンスの合同練習の予定であったが、結局AチームとBチームの練習試合を行った。
グランドには盛岡工業の父母会の方がお揃いのウインドブレーカーとエナメルバックを身につけ大勢応援に駆けつけている。秋田工業父母の会も保坂会長はじめ受け入れ体制は万全だ。 秋田名物「きりたんぽ鍋」を盛岡工業の父母達に振る舞い、部員達には「トン汁」のサービスだ。
グランドには秋工OB会の中野会長はじめ多くの秋工OBも来ている。その中には後援会幹事長や秋田県協会の強化委員長らの姿もある。昼食をはさんで、OB会の激励会が行われた。
秋工OBからは、アタック・ディフェンスにもっと「積極性が必要」と手厳しい。一方の盛岡工業の小笠原監督は「練習でやる事はやった。あとはみんなが試合で、どれだけ悔いの無い試合をするだけだろう ! 」と、激をとばす。
岩手の花園県予選は秋田より一足早く既に始まっている。初戦は10月17日3回戦、18日準決勝、25日決勝だ。秋田は、あと4日。16日に開幕だ。
スタンドには多くの「ノーサイド」の常連客いた。ノーサイドの店主(哲兄い)もグランドに降りてバックスに細かいアドバイスをしている。そういえば、彼もかつては、秋工のコーチだったのだ。私はいつも「ノーサイド」のカウンターの中の哲兄いに接する事が多いため、グランドにおりての哲兄いの姿は、めったに見たことが無かった。やはり彼はラガーマンだったのだ。スタンドでの「ノーサイド」の常連客たちも、店主 哲兄いもグランドでは目つきがまったくちがっていた。「ノーサイド」でのただの「酔っ払いのおじさん達」とは違う。
盛岡工業にとっても、秋田工業にとっても「実のある」体育の日であった事は間違いない。