第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

新米入荷→だまっこ ・きりたんぽ


スーパーの新米コーナー       

秋田のスーパーなどでは、いよいよ新米が販売されている。
店頭では5キロ当たり2千円前後の価格だ。
今年も、おいしい秋田の新米が食べられる。
秋田の農家の皆さんは、これから稲刈りをするところもあるが、今年は大きな災害も無く、無事収穫。私の小学時代は秋田市内のど真ん中の中通小学校であるが、春の田植えの時期と、秋の稲刈りの時期には「農繁期」といって生徒が学校を公欠したものだった。クラスには秋田駅裏の明田(みょうでん)、横森(よこもり)地区から通っていた子供も多くいた。<昭和回顧録
近々、農家のラグビー仲間を加えての、新米の「だまっこ餅」でつくった「だまっこ鍋」でラグビー討論懇親会(早い話が飲み会)が開かれる。
日本で米が大量に収穫されても日本の倉庫には海外から買った米が大量に備蓄されている皮肉さもある。

秋田県外出身の方への豆知識>
注・・「だまっこ」とは・・・・
秋田米の新米をつぶして卓球玉くらいの大きさに丸めたもの(新米を串に巻いて、「ちくわ」のようにして、火でこんがり焦がしたものを「キリタンポ」と言う。先が、たんぽ槍に似ている事からから「タンポ」と呼ばれたと言う説もある。誰かの愛称の【ダンボ】ではない。「だまっこ」は、秋田弁で「球」に「こ」を付けて「たまっこ」が、なまって「だまっこ」になったかもしれない。)
注2・・・だまこ鍋、又はキリタンポ鍋
秋田名物で、「鶏がら」でとったダシ汁(醤油味のスープ)に、鶏肉(本来なら比内地鶏)、ごぼう、糸こんにゃく、舞いたけのきのこ、ねぎ、せり などを入れ、「だまっこ」や「キリタンポ」を加えた鍋で、秋田ではこれからのシーズンには必ずと言っていいほど家庭では食べられ、秋田県内の飲食店のメニューにもある。秋田県外からの来客にも好評。鍋セットとしても販売されている。だし汁(スープ)の味が決め手だ!。スーパーなどでは「キリタンポのたれ」も単品で販売されている。これに「がっこ」(秋田の漬物)を添えると又格別だ。
野外で食べるのを「なべっこ」、子供達が遠足で行うものを秋田では「なべっこ遠足」という。(山形あたりでは、キリタンポや、だまこの代わりに里芋を鍋に入れて「いも煮会」と言うらしい)
秋田中央高校ラグビー部OBの経営する秋田市土崎の「佐田商店」さんはhttp://www.satanokiritanpo.com/、キリタンポセット販売の専門店で通年、店頭販売のほか県外発送もおこなっている。(ラグビー仲間の一人として佐田商店さんのPRをさせて頂きました。我が家の次男は高校ラグビー時代、3年間、佐田商店さんで冬休みにアルバイトをさせていただき、ありがとうございました。クリスマスには鶏の丸焼き、年末にはキリタンポセットをアルバイトの子供達にまで家へのおみやげとしてプレゼントされ、アルバイト先の人気ナンバーワン)
※尚、この新米のブログは、深夜3時過ぎにトイレに行きたくなり目を覚まし、寝られなくなり書き込みしたもので、徹夜したわけでは無い。同時にゴソゴソと息子が起きてきた。昨夜酒を飲み過ぎ、具合が悪くなり起きてきたものだ。又寝ようとしたが、結局朝まで起きて早朝、愛犬の散歩へ。熟睡しているのは妻だけだ。
犬はいくら寝ていても、そばを通ると必ず目を覚ます。我が家の妻とは大違いだ。