第二報道部オフサイド日記

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花園秋田県予選・・・私の展望


<花園秋田県予選会場の秋田市八橋球技場> 

全国高校ラグビー大会秋田県予選の組合せ抽選結果が発表された。
今年は明桜高校(旧秋田経済法科大附属)が部員2名しかおらず出場できず、秋田県予選は10校の戦いになる。
経済大付属は、かつては黄色いジャージーで県予選では上位にいつも勝ち上がった時代が懐かしい。当時は確か本間監督(故人)だった記憶だ。もし、間違っていたらお許し願いたい。

今年の全県総体での上位4校の秋田中央、秋田工業、秋田高校、男鹿工業のシード校が順当にいけば準決勝で当たる可能性が高い。組合せは9月15日に私が投稿した「秋田県ラグビーOBみんなのリビングルーム」  http://6711.teacup.com/akiko2004/bbs  を参照して下さい。
秋田中央はFW・BKのバランスもとれ、攻撃力、ディフェンスも仕上がりが早く、春の東北大会では優勝した仙台育英と決勝で14対11の大接戦をしている。本番前に関西強豪チームに強化遠征に行く。しかし、時々思わぬところで単純なミスがあり、相手にとってはつけ込むチャンスもある。 3年間、花園出場を逸しているが秋田中央と五分と評されている古豪、秋田工業は今年こそ花園へとOB会、同窓会、後援会が一体となって必死になって支援している。秋田中央より全体的にやや小粒であるが、前へ前への縦突進、ここ一番の伝統の底力を受け継いで欲しい。今まで怪我で本調子でなかった長身の長距離キッカー保坂啓介の復帰により、大きく陣地をとり攻め込みたいところだ。さらなるコンタクトプレーの強化も期待したい。

本番までにきっちりと仕上げてくる第3シードの秋田高校、部員数も少なく、グランドも他校から見れば半分の面積ながら、いつもBKを中心にしつこく攻め、ディフェンスもしっかりしている。春の東北大会で足を骨折したチームの要(かなめ)奈良主将も本番には間に合いそうだ。秋田はもとより東京など全国のOB会からの期待も大きい。第4シードの男鹿工業は内藤前監督から引継いで2年目の佐々木弘樹監督が秋田中央戦に的を絞り、ディフェンス、スクラムの課題に取り組んでいる。本番前に東北の強豪チームへの遠征をし、強化をはかる。男鹿工業には一昨年の秋田中央との準決勝での同点劇のような勝負へのこだわりと、強い意識を期待したい。2回戦の対戦相手は県北地区を制した能代工業、あなどれない相手だ。