第二報道部オフサイド日記

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拡大内視鏡研究会に参加

                        私の「はまっている」中に大腸がん予防の為の「大腸内視鏡検査」普及推進活動がある。
大腸内視鏡検査は一般的に「痛い」とか「苦しい」「下剤を飲むのがイヤだ」などと恐怖心で敬遠されがちだが、熟練医から検査してもらえば楽に検査できる。しかも女性では一番多いガンだ。
今日、秋田市の秋田キャッスルホテルで全国から200名余りの胃、大腸の内視鏡医が集まり、拡大内視鏡研究会が開催され、その研究会に参加する機会に恵まれた。
代表世話人は、工藤進英先生(昭和大学横浜市北部病院・秋田出身)・吉田茂昭先生(青森県立中央病院),当番世話人は山野泰穂先生(秋田赤十字病院)だ。
拡大内視鏡の診断は工藤進英先生が秋田赤十字病院時代に提唱したもので、秋田は研究の「先進地」でもある。
全国の胃、大腸内視鏡専門医約30名が、胃がん・大腸がんの症例を発表し、意見交換した。
ランチョンセミナー(昼食を食べながら講演)に、工藤進英先生の講演があり、秋田、青森、岩手の北東北は大腸がんが多い。大腸がんは欧米型がんなのに、北東北は欧米の生活をしているわけではない。さらなる究明が必要と語った。
引き続き13日は同会場で大腸ⅡC研究会という「幻のがん」と呼ばれ、工藤進英先生が世界で初めて発見した陥凹型(かんおうがた)大腸がんの研究会が開催され、約40名の専門医から研究発表、討議がある。

【会場ブースで紹介されたオリンパスの最新型の胃・大腸内視鏡カメラ】
大腸内視鏡カメラは日本製が世界の100%を占める