各高校のラグビー部にはOB会がほとんどあるが、秋田工業高校には全国的にも珍しいラグビー後援会があり、歴史も古い。
記録によると後援会の前身はラグビー部OBを中心に昭和24年に設立され、今年で66年。
当時は部費が少なく、当時のラグビー部の高桑部長が東京のアメ横に行き、アメを大量に買い込み、秋田警察署のOB警察官らに支援を頼みこみに行き、部員のスパイクを買った記録が残されている。
毎年、花園予選前に後援会の会報誌「 秋工ラガー 」を後援会員向けに発行している。
今年で39号だから、39年前から発行していることになる。
今回は、先月のラグビー部90周年記念行事の模様や、花園に向けての部員たちの抱負なども掲載。
後援会では今年ラグビー部創部90周年を記念して、学校のラグビー場の得点板に基金から時計を寄贈した。
そのほか後援会主催で毎年、新入部員歓迎会、花園予選激励会、花園予選慰労会なども行っている。
9月20日(火)の午後4時20分からは秋田工業高校ラグビーグランドで花園出場の激励会が行われる予定で、それに先立ち、午後4時からは秋工教職員ラグビーチーム対1年生部員による壮行試合が同グランドで行われる。
後援会には秋工ラグビーを応援する人であれば、ラグビー部OB、同窓生、ラグビー部父母などを問わず、だれでも入会できる。