第二報道部オフサイド日記

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暗闇の中の情熱

いよいよ10月12日から全国高校ラグビー大会秋田県予選が始まる。
出場校は緊張した気持ちになって燃えている。

一方、開催中の東北地区大学ラグビーリーグ戦3部Aに出場のノースアジア大学
高校チームの様に部員数が4〜50名いるわけでは無い。
部員不足で東北地区大学リーグには秋田県立大学との合同チームでの出場でメディカルサポーター、ボールボーイ、タッチジャッジ、マネージャーの確保も難しい。時にはタッチジャッジがボールボーイを兼務する。

練習は火曜日・木曜日の夕方と日曜日の午前中の週3回。
常時、練習に顔を出せるのは4〜5人だ。
ゼミやアルバイト、就活に追われる部員もいる。
監督は、過去30年近く50人規模の高校ラグビー部を指導してきた。
今の4〜5人の練習でも50人規模のチームと同じく情熱を持って大声で指導し続ける。
監督自らラインアウトのスローアーとなり、ボールを投げ入れもする。
ノースアジア大学の今季最終戦は10月28日、県立運動公園で八戸大学と対戦する。
試合当日には15人が揃うチームだ。一人の怪我人も許されない。


薄暗い中、この日の練習の部員は4名。それでも監督は50名規模の練習と同じ情熱で声を出し続ける。野球部と兼用グランドなので夜間照明が今の時期、救いだ。
気温は14度。ヒンヤリしたグランドが熱く燃える。