11月9日の夜は心をときめかせて秋田市山王の文化会館に車を走らせました。
先日紹介した47年前の秋田市ロケの大映映画「17才は一度だけ」を観るためです。
上映の50分前には駐車場は、ほぼ満車状態。
館内に入ると半分ほどが既に上映を今か今かと待っておりました。
上映が始まる頃には、主催者側の予想をはるかに上回るおよそ1,000人余りが来場。
秋田工業高校の校舎もロケ地とあって秋田工業高校の太田同窓会長も来場。
この会場の文化会館の館長も実は秋田工業高校ラグビー部OB。
上映に先立ち、主催者を代表して秋田市役所金砂会の田仲雅美会長(秋田工業高吹奏楽部OB)の挨拶後、主演の高田美和から寄せられたメッセージが読まれました。
いよいよ上映です。
映し出される47年前の秋田駅前、秋田市の広小路、千秋公園、協働社ビルのサテライトスタジオ、そして木造造り時代の秋田工業高校の校舎、実習棟、ラグビーグランド、ラグビー部の練習場面や、私の所属町内の47年前の竿燈なども映し出され、まさに「お宝映像」です。懐かしの場面が出るたびに場内にはドヨメキが聞こえてきます。
秋田駅前から広小路にかけての風景や車などは懐かしさでいっぱい。すでに秋田県民会館は当時出来ておりましたが美術館は、まだありません。
我々にとっては懐かしの場面だらけです。
映画のフイルムは現在は角川映画の所有だそうです、
まだ高校卒の給料が1万5千円程度の時代の作品です。
場内では高校時代の懐かしいクラスメイトや、部活の同期の姿も数多く見受けられました。
殆どがシニア夫婦です。
上映終了後に、出口で主催者の田仲会長が私を呼びとめました。
映画のロケで主役の高田美和の生家として設定された当時の大町三丁目の「田中屋さん」のおばあちゃんとの出会いに恵まれまれたのです。
田中屋さんは懐かししさでいっぱいで、よく上映会の案内をしてくれたと大変喜んでくれておりました。
今回の上映会には、関係者の皆さんに心から「いいものを見せてもらった」と、感謝致します。
後輩よ、よくやった!
<写真下の左は当時の秋田工業高校の校舎と実習棟。右が落成当時の秋田市役所庁舎>