第二報道部オフサイド日記

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ピカール


〜「ピカール」〜、 今の若い人は殆ど知らないだろうが、日曜大工の店や雑貨店には置いてある。
私にとっても懐かしい商品だが、現在も堂々と姿を目立つ棚に置かれる。
金属製品を磨く練り状の液体で、日の丸マークの独特の缶に入っている長寿商品。
昭和30年代には、すでに発売されていた。

私は中学、高校の時代に大変お世話になった商品だ。
吹奏楽部であった私は、この「ピカール」で演奏会やコンクールの前には一生懸命に楽器を磨いたものだ。
実家では子供の頃、「いろりばた」の金具や、お盆や年末には仏具の「ろうそく立て」をよく磨かされた。
今まで光沢が無かった金属が、その名の通り、見事に「ピカピカ」に光る様になる。
我々は、よく「緑素が落ちた」と言ったものだ。
今の若い人は練り状の「クレンザー」を使うかもしれない。

お盆や、彼岸の時期になるとスーパーに墓前用品とともに並ぶ。
東京の「日本磨材工業」の製品。
あくまでも金属専用なので、お肌や頭皮に使用すると大変な目にあう。