第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

メトロポリタンキリタンポ

今日の昼過ぎに一時晴れ間の出た秋田市、午後から再び雪が降ってきた。2時間余りで5cmほど上乗せされた。
夕方から秋田駅前の「ホテルメトロポリタン秋田」で小グループの先生達の会があり、記念写真撮影を頼まれて行った。この集まりは皆、80歳を超えている感じだ。
定刻の開始になっても一人来ない。幹事役が玄関前まで迎えに行く。「ヤキモキ」している気持ちがよくわかる。開宴の前に記念撮影をするからだ。
待つ事10分、遅れていた人が来た。今度は玄関に迎えに行った人を探しに行かなければならない。携帯電話を持つ年齢ではない。
ホテルの人が、玄関まで迎えに行った人を向えに行った。「ムカエ競争」だ。
ようやく全員が揃った。「さあ、皆さん目をつぶないで、こちらを見てください」と、シャッターを切ろうとしたら、一人が「待った」をかけた。なにか? と、思ったら上着を着るのを忘れたので、上着を着て写真を撮ってもらいたいとのことだ。カメラマンは仕切り直しだ。 ボランティアの僕は、「構いませんよ」と、ニコニコして笑顔を見せた。
まずは、20分程でプリントが出来、参加者への配布を完了。
ホテル内のレストランからは昔若かったご婦人達がグループで食事を終えて出てくる。ロビーに出ても長話だ。そういえば今日、郵便局に行ったら、前に並んでいたご婦人の窓口の担当者との会話も長かった。高齢化社会を感じた。


頼まれた記念写真を秋田駅前の「フォーカス」でプリントをしている時、見たことがある人に会った。ジャズシンガー「ジョエル」の秋田でのライブには必ずと言っていいほど写真撮影をしている人だ。名刺交換すると、その人はKさんといい、我が社のユーザーだった。世間は狭い。すっかり店内で話込んでしまった。明日の「ジョエル」のライブの写真撮影を「ジョエルのお母さん」から頼まれているという。お母さんは僕もよく知っている。「ノーサイド」の渡辺さんの妹さんだ。

秋田駅前から広小路を通り、秋田県脳血管センターの手形方面に向かった。ところが雪道で渋滞している。渋滞は止む無しと、思ったら、道路は少し上り坂になっており、大型バスや、前の車がスリップして進まないのだ。僕はあせった。「やばい!」スリップしたら、後続車の人が押してくれるだろいうか?、僕が昇りきったら、今度は後続車を押さなければならないのか?と。 でも、何とか低速で昇りきった。 
アイスバーンの道路よりも、圧雪の「テカテカ道路」の方が手が悪い。スタッドレスタイヤは「シャーベット状」の雪なら威力を発するが、アイスバーンとか、厚雪の凍った道ではキキが悪い。信号などでのスタートは気持ちとは裏腹に中々進まない。
秋田では積雪になって、まだ4日目だ。雪道でも雪のない道の感覚で対向車の直前を「右折」や「左折」をするドライバーが多い。
こちらの方が、冷や汗だ。十分な車間距離が必要だ。昨日も無理な右折車のお陰で、ブレーキのABS装置がはたらき、「ガリガリ」と、停車した。ブレーキとシフトダウンの併用で停止距離を短くする工夫も大切だ。雪道はテクニックが必要だ。
雪道を一日いっぱい運転すると「筋肉疲労」になる。
今夜は、いやに冷える。風雪だ。まるで1月中旬から2月にかけての天気のようだ。