第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

元校長が明かす、秋田県の学力テスト連続トップの理由(わけ)

昨夜、ある学校の元校長先生と話す機会があった。
私は何故、秋田は小、中学校の全国学力テストが3年連続全国トップなのか?
又、何故、高校になったら成績が下がってしまうのか?と、ご意見を聞いてみた。(高校は全国で30何位だった気がする)
おそらく皆さんも、そう疑問を思っている方が多いと思います。
このブログをご覧になっている方の中に教育関係者の方もいらっしゃるかと思いますが、その元校長なりのご意見をご紹介致します。

まず、秋田の教師は他県に比べ、優秀だと語る。そして教育関係のトップからの評価が公平のため、教師が努力するからだと言う。
第二には、親のハングリー精神が、より強いと語った。子供への期待が、他より大きい県民性か?。
又、高校に行ってからの成績ダウンは、親子とも安心感を持ってしまうからだと言う。
小、中学校で必死に頑張り、ある程度の希望高校に合格した瞬間に親子とも「万歳!、万歳!」で、その後の努力が少なくなってしまっているのではないか?と。
高校の進学の評価は、東大に何人合格、東北大に何人合格で評価されるのも事実だ。
過去に、ある中学校の入学式の祝辞で行政の長が「この中学は、秋田高校に○○人合格、北高に○○人合格した優秀な学校です。みなさんも先輩に負けず、頑張ってください」と述べたそうだ。
もう一つ面白い事を元校長は語った。
最近、秋田市の広面地区の教師は大変らしいと。
理由は、広面地区は、教師以上のレベルの親が多いと言う。(確かに大学関係者などの居住が多い) 地区の差別はどうかと思うが、真意のほどは定かではない。