以前、車のタイヤがパンクした。
秋田市郊外で自宅から20キロ以上も離れていた場所だった。
ロードサービスに依頼してスペアタイヤとの交換依頼で連絡してきてもらった。
やがてサービスマンがやってきた。
車のトランクの中をみて「お客さん、この車にはスペアタイヤはありませんよ」と、言われた。
オジサンは「まさか!」と思った。
サービスマンは「この車種は、車体を軽くするためにスペアタイヤは無く、応急処置のパンク修理剤があるんです」と言った。
オジサンは知らなかった。
購入時にディーラーからの説明は無かった。取説もよく読んでいなかった。
タイヤ交換のページなどには目を通さずにカーナビの使用方法などの方など読んでいただけ。
昔気質のオジサンにとっては、スペアタイヤは必需品。
とりあえず、車の保険屋さんに相談したら、彼は快くオジサンの20キロも離れた自宅の物置から夏用タイヤを持って来てくれた。
その後、オジサンはカーショップでかつての車には装備されていた簡易のスペアタイヤを購入しようと探し回ったが販売されておらず、あっても普通のタイヤ1本分よりも割高になると聞いた。
結局は、タイヤ修理剤をあてにせずに、冬は夏タイヤ1本、夏は冬タイヤ1本のホイール付きをトランクに積み込んでいる。
車を軽量にするよりも、利便性の選択をしている。