第二報道部オフサイド日記

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上手な病院のかかり方

昨日、秋田市土崎の北部市民サービスセンター(通称 キタスカ)の地域文化センターで彩の国東大宮メディカルセンター眼科科長の平松類先生(昭和大学医学部出身)による「上手な病院のかかり方」と題した講演会が秋田北法人会の主催で行われた。

講師は眼科医ではあるが、一般的な患者が医者に向き合い方法について、自らの落語を交えての講演。
病気になって医者に行っても、なかなか自分の症状を話そうと思っても、緊張して6割ほどしか話せない患者が多いという。
そういう時は、長〜い待ち時間にメモにまとめるとか、具合の悪いところを図に書いたりして看護師に渡すのが良いと語った。
あちこちと具合が悪い症状の時は、どこが一番辛い患部かを優先的に診察時に説明し、そのあとで、こういう部位も辛い症状と説明した方が良いらしい。
薬については、段ボール1箱もの過去の飲み残しの人が多いという。
医者は処方した薬を全部飲みきったことを前提に診察するので、途中で飲み残しのある場合は、正直に言った方が良いとのこと。
セカンドオピニオンで他の名医にかかりたい時は、いつも行っている話しやすい先生に相談してからの方が気が楽だという。
言い方としては、他人のせいにして「親から勧めれた」とか「友人が良いからと言った」とか、他人からあたかも紹介されたかの言い方だと気が楽に、義理立てしなくても良い提言。
いずれ、良い医者選びがポイントになってくる。
それはクチコミの評判が一番だといいう。
同じ医者にかかってもAさんは、大満足だったが、Bさんにとっては最悪だったというケースもある。
苦しんで苦しんで病院で数か月長く生きて最期をむかえるか、楽にして数か月短い人生を家で最期をむかえるかの選択も家族にとっては直面する場合があるという。