第二報道部オフサイド日記

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シルバー ・シニア ・敬老

一部の人が5連休できるシルバーウイーク昨日から始まった。
高齢者と呼ばれ、定年を迎えて無職の人にとっては、毎日が連休だ。

祝祭日法の改正で、今は9月の第三月曜日が「敬老の日」となっているが、敬老の日は9月15日という観念がまだ消えない。
今年は、ここに土曜・日曜・国民の祝日秋分の日と相まって5連休とセットされた。
果たして世のオジサンたちは、どう過ごすのだろう?
ところで、シルバー、シニア、敬老、とは何歳からだろうかと、いつも思う。
シニアは40代〜60歳以下、シルバーは60歳以上という人もいる。
色々調べても、確たる定めは無いというのが一般的回答だ。
しかし、映画館、ビデオレンタルショップ、散髪屋などでは60歳以上はシニア割引とかと表示している。
これには60歳以上の人は「得した!」と思って遠慮はしない。
ところが、60代でシニアの集まりとか、シルバーの対象の会とかの誘いを受けると、「自分はまだ若い!」と言って、素直になれない。
60代ではシルバーとかシニアと呼ばれるのを嫌う人が統計上、半数近くいるらしい。
シルバー人材センターへの入会条件は、おおむね60歳以上とされているが、全国的には60代の会員比率は少ない。
平均年齢は70歳前後だ。

<シルバーバンド  「月刊シルバー」より>
見た目は高齢でも、実際は若かったり、その逆で、若くても高齢に見える人もいる。
それじゃ〜、敬老とは何歳以上からだろう?
これまた、決まりが無い様だ。
65歳という説もあるし、70歳、75歳と様々な意見がある。
孫ができたら敬老のお祝いをもらって抵抗しない人もいる様だ。
私には孫はいない。だから「ジジ」ではない。
されど、孫ができたからといって、敬老会へ出席するかとなると、これまた難しい。
我が町内会では75歳以上の方を敬老の対象としている。
約400世帯のうち、75歳以上が150人にものぼる。
秋田県の高齢化率は人口の減少率とともに全国トップで、現在の秋田県での65歳以上は県内平均約30%、15年後には40%になる見込みだ。
年金生活になると、健康保険料、県市民税、介護保険料などがズッシリと重くのしかかる。
今後、さらに高齢者への優しさ、雇用改善策が必要だ。