第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

秋田南高校ラグビー部の存続を!

4月11日、秋田市大町の第一会館で平成27年度の秋田県ラグビーフットボール協会の総会が行われ、平成26年度の事業報告、収支決算・監査報告、平成27年度の事業計画案・収支決算案が可決された。

秋田県ラグビーフットボール協会総会>


その席上で秋田南高校ラグビー部の監督・コーチ・OB会長から、秋田南高校のラグビー部が来年度以降、ラグビー部・卓球部・山岳部などが部員の募集を停止することを学校側から通告されたとの状況説明があった。
ラグビー部にも監督や保護者あての文書が先日、部員たちに突然渡され、部員たちはラグビー部の存続を涙ながらに学校側に訴えた結果、当面はこの1年間は状況を見守るとになったものの、予断は許されない状況下にある。
実質は廃部勧告ということだろう。
この問題は2〜3年前からくすぶっていた様だ。
秋田南高校は平成28年4月に中高一貫校として開校する。
中学生といっしょになればサッカー・ラグビー・野球部などグランド使用の不自由さの問題もあろうし、大学合格率の問題も出てくるが、スポーツ立県、秋田県ラグビー界としても、是非とも存続を願いたい。

現在、校内や卒業生の中からツイッターなどでラグビー部などの存続が訴えられている。
秋田南高校ラグビー部の現在の部員は2〜3年生およびマネージャーを含め16名。
今年4月入学の1年生から有望な生徒も入部希望者がいるという。
この問題で、一番情熱を燃やして学校側に存続を嘆願したのは当然ラグビー部員たちだった。
ラグビー部の存続を求めて今後、父母の会、OB会などが強く請願していくだろう。
秋田南高校ラグビー部存続問題は、今後どうなるのか。


<今年の大学合格数を報じる4月10日号の週刊アキタ>