1月18日、秋田市の「イヤタカ」で県立金足農業高校陸上競技部のOB会で、現役部員も参加し、講演会が行われた。
講師は秋田県ラグビーフットボール協会 常任理事で県立男鹿工業高校ラグビー部元監督、国際教養大学ラグビー部ヘッドコーチの内藤徳男氏。
講演にはOBのほか、現役部員の父母も参加。
男鹿工業高校は金足農業高等学校船越分校自動車科の前身と言われる。
金足農業の駅伝チームは1950年(昭和25年)第1回全国高校駅伝大会で2位の成績だった。ちなみに優勝は世羅高校。
参加した父母の中には、内藤氏が秋田市立高校(現秋田中央高校)ラグビー部監督時代の教え子も夫婦で参加していた。内藤氏が32歳当時の教え子という。
内藤氏の持論である「最終学年最後の試合には自分にとって最高の思い出に残る試合すること」を強調、最後に秋田高校ラグビー部OBで新日鉄住金社長に決まった進藤孝生氏を紹介し、真髄としている「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」(一人はみんなのために、みんなは一人のために)のチームワークこそがラグビーも陸上競技も強くなると語り、締めくくった。
講演会終了後に行われたOB会懇親会で、後輩達の全国駅伝出場を祈願し校歌で意気上がる金農陸上競技部OB