いよいよ今日から大阪で全国高校ラグビー大会が始まる。秋田工業高の健闘を祈りたい。
http://www.highschool-rugby.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今、冬季に多いウイルス性胃腸炎(感染性胃腸炎)、ノロウイルスが流行している。
最近、秋田市内でも配達弁当や居酒屋、高齢者施設、保育所などで集団発生している。
また個人的にも発荘している人も多い。
夏の腐りやすい食中毒の時期でなく、冬の寒い保冷の良い時期に発生するのが不思議だと思う。
ウイルスで汚染されたカキなどの二枚貝、生もの、すし類などの経口摂取で感染し、1〜2日の潜伏期の後、胃が重くなり吐き気,下痢を発症する。
また、自分では心当たりが無いが、どこからか感染する場合もある。
下痢や吐き気がひどい場合、脱水症状などになるため水分補給し、早目に病院での受診がお勧め。 点滴が必要な場合もある。
吐き気がある場合は点滴に吐き気止めも注入される。
<点滴>
感染性胃腸炎の予防法は、(1)手洗い・うがいの励行。特にトイレの後,便や吐物を処理した後,調理の前,食事の前などの手洗いは石けんを使用し、しっかりと水で洗い流す。また、タオルの共用は止め、ペーパータオルなどの使用も必要。(2)食品の十分な加熱でウイルスや細菌は死滅するものが多いので、病原体が含まれている可能性のある食品は、中心部までよく加熱しした方が良い。感染の拡大を防ぐため、汚染した衣服や器具,施設なども消毒する必要がある。ハイターなどの漂白剤の洗剤が有効だ。
普段、暴飲・暴食で胃腸が弱っている場合も感染しやすいので要注意。
風邪になり、弱っている胃腸にも感染しやすいので早目の治療を。
同じものを食べても感染する人と、感染しない人がいるのも不思議だが、それぞれの体調が影響する。
年末・年始の休みは普段の生活パターンが狂う。
暴飲、暴食、体の冷え、不規則な生活等で体の抵抗力が低下している時に感染しやすい。