第二報道部オフサイド日記

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勝負

全国高校ラグビー秋田県予選は秋晴れの秋田市八橋球技場で準決勝2試合が行われました。
秋田さきがけ新聞の戦前の予想通りの試合展開になりました。
勝負は敗者と勝者が出る厳しいものです。
準決勝第一試合は秋田工業対金足農業
秋田工業は連続攻撃で得点を重ね、食い下がる金足農業を1トライに抑えて決勝進出。
関係者からは、全国の舞台にはアタックがまだまだ弱いとの手厳しい意見も。


秋田工業の猛攻に金足農業は苦戦

                  


                
試合結果は67対5で秋田工業が金足農業に大勝(前半38−0・後半29−5)
終了間際に金足農業が意地のトライで完封を免れた。
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続く準決勝第二試合は秋田中央対男鹿工業。

今年になっての戦績は春の中央地区大会準決勝では33−10、全県総体準決勝では40−13といずれも秋田中央が男鹿工業を破っている因縁の準決勝。

                
徹底的にフォワードで攻めてくる秋田中央(ピン黒ジャージ)に男鹿工業は果敢にタックルし、リードを許さず前半は12対12の同点で折り返す。



     
男鹿工業 半澤部長は選手たちに「声を出せ!」と。



    
攻め続けろ!と、男鹿工業 柴田監督


              
果敢に攻撃する「なまはげ軍団」 男鹿工業


男鹿工業の僅差の試合に目を離せない本部席
緊張感が漂う。



               
ロースコアの競り合いで秋田中央が決勝進出。男鹿工業ラガー、突き放されたわけではない。よく頑張った!感動を与えてくれてありがとう。
11月の全県新人戦では巻き返しを期待する。



              
<悲願の決勝進出の夢を断たれ、がっくり肩を落とす男鹿工部員>
大方の予想は、圧倒的に秋田中央有利と思ったに違いありません。
しかし、男鹿工業が先制すると五分五分の勝負かと、スタンドの観客。
ミスが命取りになるのではないかとのささやきが聞こえて来る。
後半、24対15で追い上げる男鹿工業はゴール前でトライと思われたが痛恨のスローフォワード。もし、これがトライになり、ゴール正面だったのでゴール成功し7点の得点に結びつけば試合の流れは変わっていたかもしれない。
勝負には、いつも「たられば」が付きまとう。

男鹿工業は春から大きく成長。準決勝にふさわしい試合をしてくれた。