第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

男鹿にも春が

日本海側の秋田県の男鹿(おが)半島にも春がやってきました。


なまはげの里 男鹿の新山・本山(ほんざん)。 山頂には航空自衛他のレーダー基地がある。山も雪消えが進んでいる>



                 男鹿半島の戸賀湾。雪は全く無い。


左側の建物が男鹿水族館。白熊が待っている。


         今は海岸沿いは常に津波の不安にさらされている。
今日も深夜に茨城で震度5地震があった。
全国的に被災地のガレキ受け入れも問題になっているが秋田県内陸部では地震がひんぱんに発生している。
昭和58年5月26日の日本海中部地震津波で男鹿の加茂青砂海岸に遠足に来ていた合川南小学校の児童13名が犠牲になった他、戸賀湾ではスイス人女性 ベレッカさん(当時38歳)も犠牲になり、戸賀の男鹿水族館駐車場にはベレッカさんの慰霊碑がある。
当時は、地震がおきたら迫った高台は山崩れがあり、海岸にいるように言われ、日本海津波は想定外だったと言われた。秋田市内の海沿いに家がある私も当時、内陸を車を走らせていながら海沿いの家に戻ったものだ。それだけ津波の認識は全く無かった。
昨年の東日本大震災の時も車の運転中だった。やはり海沿いの家に戻る事しか考えなかった。
あれから明日で1年を迎える。1年前の秋田は昼から、みぞれが降る寒い天気だった。