第二報道部オフサイド日記

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雪道ドライバー 

秋田県内の年末年始のJAFへの救援依頼は前年同期の7割増とのことでした。
年末はスリップ事故や脱輪、雪への乗り上げなどが集中。
年始には、やや気温が上がり、積もった雪が解け、駐車場や細い路地に埋まって動けなくなる車が相次いだと言います。
その他、バッテリー上がりなど。


特に固い雪に車の底がついた時には自力脱出は中々大変です。


雪国のドライバーの6点セットです。

①まず、必需品は雪はらい用の「スノーブラシ
車に積もった雪寄せや、氷ついたフロントガラスの氷落としに役立ちます。
②冬用のワイパーも必要です。一般のワイパーですと、フロントガラスに凍りつき、ゴムがはがれてしまいます。冬用ワイパーですと、分厚くて雪や氷がフロントガラスに着いた時に取れやすくします。


 車が埋まった時の自力脱出には、③スコップ、④脱出板、⑤軍手、⑥長靴、これらの道具を車に積んでおく事をお勧めします。
脱出板は、タイヤの下に敷いてスリップを止めます。以前は鉄板製でしたが、最近は軽い樹脂製の製品が多い様です。
無論、タイヤはスタッドレス。2シーズン使用したら交換の目処です。
最近は、タイヤにチェーンを巻く車がめっぽう無くなりました。
乗用車でタイヤチェーンをつけていると白い眼で見られるくらいです。
秋田市内のチェーン装着は、クロネコヤマトと、秋田中央交通バスくらいかもしれません。

         
         <自力脱出用品>




又、雪のデコボコ道の走行も多い事からタイヤの空気圧の点検や、暖房・ワイパーの使用頻度が多い事からバッテリーの点検なども必要かと。
高速道路や、幹線道路には融雪剤が散布され、成分が塩分ですので、車が白くなり、車体の水洗いで塩分を落とす事も必要です。
春先には、雪道で痛んだ車の下回り点検が必要。雪道走行の車は過酷な運命です。
ボディーも痛みます。
かつては寒冷地仕様の車がありましたが、最近はあまり寒冷地仕様という言葉が聞かれなくなりました。
とかく、雪国は車にお金がかかります。
雪国に車の税金の減税措置でもお願いしたいところです。

雪道走行は運転技術です。
車間距離のとり方、アクセル加減、ハンドル・ブレーキ操作、軟らかい雪・氷ついた道の加速加減、「わだち」でのハンドル操作、狭い道での交差の位置などなど・・・・・・・・。