第二報道部オフサイド日記

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あじゃら紀行

8月21日の青森県大鰐町の「あじゃら公園ラグビー場」で開催の東北総合体育大会観戦応援ツアーのラグビー仲間5名の一行は、秋田市から男鹿〜八森〜深浦経由で5時間半かけて大会会場へ向かいました。

昨年は、お盆前に青森の弘前城岩木山五所川原の「たちねぶた」見物の旅を楽しむ事が出来ました。
今回は、昨年とは違うメンバーです。

通常なら秋田市からだと車で3時間足らずなのですが、5時間半かけたのには理由があったのです。
夏のJR五能線沿いの日本海の景色の満喫と、津軽の「岳(嶽)きみ」を買う目的があったからなのです。

朝5時半に秋田市を出発し、6時に男鹿の連中と合流。車は8人乗りのワゴン車。カーナビは故障中。
途中、7時過ぎには「秋田音頭」にも出てくる「八森(はちもり)ハタハタ」の八森 岩館海岸の展望台で、温かさが残る「おにぎり」と「イカ焼き」・「ナスがっこ(ナス漬け)」を食べながらの朝食です。
絶景です。
浜辺は能代までの砂浜から、磯の岩の浜に変わってきます。


<絶景・岩館海岸>

その後、深浦,鯵ヶ沢と岩場の海岸線を車を走らせ、途中での魚市場では若い女性が包丁さばきも見事なマグロの解体場面を見ることが出来ました。


若い女性によるマグロの解体。少し小ぶりのマグロです>

仲間達は準備良く、クーラーボックスを車に積んでおり、獲れたての新鮮なマグロのブツ切りを買い求めました。車はその後、海岸通りを後に岩木山の山頂を見ながら弘前方向へ向かい、山あいのカーブ道をひた走り。

第二の目標である津軽の「きみ(とうもろこし)」の直売所が見えて来ました。新鮮野菜売り場です。
青森津軽地方の「岳(嶽)きみ」は、甘味があって格別の味で有名です。
ここで、我々は「きみ」買いです。
各自、買い求めて5人で80本も買ったでしょうか。
仲間は夏に岩木山に来る時は必ずここで「きみ」を買います。
岩木山は、ラグビーの夏合宿でもよく使われます。
 
「きみ」の直売所(若い女性が、直売所の前に立ち、にっこり笑っていると客足が多いようです)
 
甘味いっぱいの津軽「岳きみ」

メロンもありました。市価650円程度のメロンが、なんと150円。その他に太い大根が1本サービス付きです。

目的を達成し、その後は周囲がリンゴの木だらけの「アップルロード」を通り過ぎた頃には、目の前に「大鰐スキー場」の標識が。

<アップルロードの両脇のリンゴの木。今はリンゴの実に袋をかぶせているのが多く見られます>
あじゃら公園ラグビー場」は冬期は大鰐町スキー場。ゴールポストの脇にはジャンプ台も。

あじゃら」とは・・・・「おどけ」「戯れ」とかの「堅苦しさ抜きにして、ふざけたり楽しむ事」だそうです。

ラグビー場に到着したと同時に、少年男子の秋田対宮城の試合のキックオフの笛が鳴り響き、計算された様な日程。

お盆休みが無かった私にとっては、1日間の夏休みを過ごす事が出来ました。