1ヶ月前だったら

東日本大震災の起こった3月11日午後2時46分。
そのちょうど1ヶ月前の2月11日は被災地の一つ、宮城県女川町では東北高校ラグビー新人大会が開催されていた。
1ヶ月前の地震発生と同じ時刻は1部 5,7位決定戦 岩手の黒沢尻工業高と青森北高の試合のハーフタイムであった。
翌12日の1部,2部の決勝戦と3位決定戦を控え、東北の県代表のチームと関係者は女川町や石巻に宿泊していた。
私も2月11日の夕刻には女川入りしていた。
秋田からは秋田工業高、秋田中央高、男鹿工業高のラグビー部員が女川町にいた。
もし、今回の大地震が1ヶ月前だったら、私はじめ秋田県の高校生ラガー多数も犠牲になっていたかもしれない。
3月14日の朝日新聞に変わり果てた女川町の写真が掲載された。

<変わり果てた女川町・下が海岸線、左の残った建物が魚市場、右が「マリンパル女川」と思われる。ラグビー場は右上の高台に位置する>
鉄骨の一部の建物以外は殆ど壊滅状態。
1ヶ月前に女川の魚市場に買い物に行った時、市場のおばさんに、「秋田の女子高生も買いに来ていたよ」と言われた。
きっと、秋田のチームの女子マネージャーが買い物に来ていたのだろう。
あの魚市場のおばさんは今、どうなっているだろう。

毎年2月の東北高校ラグビー新人大会は1年おきに、女川町と福島県いわき市で開催されていた。
いずれも大きな被害を受けた。
この世のものとは思えない現実だ。

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